十勝バス株式会社「黄色いバスの奇跡」
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倒産寸前だった地方の路線バス会社を、
地域密着の経営戦略で見事に蘇生さ四代目社長野村文吾さん。
「黄色いバスの奇跡」とも呼ばれた劇的な再建を支えた、
その経営哲学とは-----。
野村社長は、父から「会社を継げ」と言われたことは
一度もなかったそうです。
しかし1997年、父から廃業の決意を告げられた日、
地域の「足」となってきた十勝バスを「つぶしてもいいのか?」
と考えこみました。
「今の自分が何不自由ない生活をしていられるのも、
十勝バスのお客さまのおかげだ」
そして、勤めを辞めて十勝バスに入社しました。
☆荒れ果てていた社員の心
野村社長はさっそく社内の意識改革を推進しますが、
返ってくるのは「無理だ」「できない」という答えばかり。
社員たちには長年の低迷で「あきらめ」が染みついていました。
給与や賞与カットが重ねられ、心も荒れ果てていたのです。
路線バス会社は、人さまが休んでいるときに休めない仕事。
夏休みやお盆、お正月などに出社して働くことが一番つらい。
野村社長は「そういうときには自分も出社しよう」と決意します。
正月三が日の早朝出社を続け、5年が過ぎ、10年が過ぎたとき、
一人の社員がこう言いました。
「社長、俺、10年間ずっと見ていたからな。社長が本気なのがわかった」
この一言に、野村社長は涙が止まりませんでした。
☆潜在利用客への戸別訪問
こうして社員の意識改革は動き出しましたが、時はくしくも2008年。
原油高騰で燃料費が例年の2倍以上に跳ね上がりました。
十勝バスが生き残るには、営業を強化するしかありません。
野村社長は社員たちと、あるバス停周辺300世帯の戸別訪問を開始しました。
そこで明らかになったのは、「バスの乗り方がわからない」
「料金がいくらかも知らない」という事実でした。
近隣の人々は、「必要がないからバスを利用しない」のではなく、
「何も知らないから利用しない」だけだったのです。
そこで、乗り方を説明するパンフレットを作成し、乗り方を
説明するCMもケーブルテレビで流すなど、地道な営業活を始まりました。
翌年、翌々年と活動を続け、とうとう2011年に利用客数は
上昇に転じました。実に40年ぶりのことだったそうです。
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