なぜ、足袋屋さんがランニングシューズを・・・・・・?
皆様、こんにちは。
月刊「理念と経営」お客様係です。
本日は、メールマガジンでご紹介をさせて頂いている内容を
一部ご紹介させていただきます。
昨秋放映された大ヒットドラマ「陸王」は
反響を呼び、「陸王ブーム」を巻き起こしました。
ご覧になった方も多いはずです。
その「こはぜ屋」さながら、偶然にもランニングシューズ市場に
挑んでいる老舗足袋屋さんがありました。
それが、創業1929年の老舗・きねや足袋株式会社。
「こはぜ屋」と同じく、ランニング足袋「MUTEKI」を開発し、
今話題になっている会社です。
なぜ、足袋屋さんがランニングシューズを・・・・・・?
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☆焦る日々
「和装離れ」による足袋市場の縮小に伴って、
きねやの売り上げも92(平成4)年ごろから右肩下がり。
職人の高齢化と技術継承者の不足も深刻で、
新しい突破口を見つけることは喫緊の課題でした。
「和装や地下足袋とは別の市場に進出しなければ、 突破口にならない。
そう気付いて、『別の市場』を探し始めました」
ところがなかなか見つからない。
和装足袋の新商品などを企画し発売しました。小さい市場のさらにすき間を狙う商品なので、
売り上げはせいぜい数百足。それでは新しい道など拓けるはずもありません。
ただただ焦るばかり。
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☆新しい突破口が「外からもたらされた」
高岡尚司さん。
高岡さんは、駅伝選手を経て、トレーナー/鍼灸・マッサージ師として
多くのランナーの足を見守り、その経験をふまえて、人間本来の走りを取り戻す
「ゼロ・ベース・ランニング」を作り上げた方です。
ベアフット(裸足)・ランニング界のトップアスリートでもあり、
「故障しにくい、正しい走り方を身につけるには、
裸足感覚のランニングシューズが必要」と考えていました。
「そのシューズを足袋の技術で作れないだろうか」と、きねや足袋に相談に訪れたのです。
それまでにも、足袋メーカーなどが足袋風ランニングシューズを
発売した例はいくつかありました。ただ、それらの先行商品はあくまでも「靴」です。
「靴はアッパー素材をソールに接着して作りますが、接着剤で固めるとどうしても
固くなります。足袋はすべて手縫いなので、靴より柔らかさが生まれます。
だからこそ高岡さんは、本格的な『ランニング足袋』をうちに作ってほしかったのです」
高岡氏の申し出は、中澤社長にとってまさに「渡りに船」。
二つ返事で「やりましょう!」と答え、ランニング足袋開発に挑むことになったのです。
新しい突破口はこうして「外」からもたらされました。
続く・・・。
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「突破口」は様々な「もの」や「こと」「ひと」からもたらされるのだと、
誌面を通して感じます。是非皆様にも参考にしていただけましたら幸いです。
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月刊『理念と経営』
中小企業を活性化し、成功を探究する経営誌
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