実践！人が主役の経営【企業事例研究２『有限会社岡田商店』】

皆様、おはようございます。
月刊「理念と経営」お客様係です。

本日は、12月10日のメールマガジンでもご紹介している、
企業事例研究２『有限会社岡田商店』様をこちらでも取り上げさせていただきます。

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☆成長曲線を支える５つの基本姿勢★

岡田商店は、ただのスーパーではありません。ニンジン50本で498円、
トマト30個で298円という超お買い得品だけでなく、富有柿などの高級品も
並びます。しかも新鮮。しかし、真の魅力はそこだけではありません。

同社には行商時代から貫いてきた５つの基本姿勢があります。

１つ目は「鮮度と品質」。大手スーパーは広告やチラシで目玉商品を
打ち出します。味よりも形や同じサイズを重視し、数量をそろえて
298円なら298円で売らなければなりません。

しかし、岡田商店はチラシがなくても、味とボリューム、価格のトータルで
どこにも負けない商品を販売しています。

２つ目は「安心」です。常務の岡田礼子さんは「よく岡田会長が言うのが
『市場に宝物が落ちちょった』ということなんです。宝物というのは
『これを売ったら儲かる』ではなく、これを売ったら、『お客様が
喜んでくださる』という意味です」と語る。

３つ目は「フードコミュニケーション」です。店舗に入ると、店員が
気さくに声をかけてくれ、献立の相談にも嬉々として応じてくれます。
また、岡田商店には飲食店のプロも多数来店するため、入ってくる情報も
豊富。その情報を活かして、おすすめの調理方法のアドバイスもして
くれるのです。

４つ目は「こだわり」で、プロ御用達や贈答品として通用する高級品から、
50本498円のニンジンまで幅広くラインアップしています。

５つ目が「相互利益」。地産地消をかかげ、地元の生産者と契約しており、
三方よしの考え方で決して安売りはしないのです。

「値段は極端に安くないですよ。でも、市場の値がものすごく上がっていても、
そんなに高くない。市場や生産者との長期的な関係を考えれば、こだわりの
ものはこだわりで、相互利益ですよ」（岡田常務）

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お買い得商品の提供だけではなく基本として永く貫いておられる、
5つの基本姿勢。是非、皆様にもご覧いただき、これからの
ヒントにしていただけますと幸いです。

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月刊『理念と経営』
中小企業を活性化し、成功を探究する経営誌
★2017年テーマ「王道の経営～真価に挑む～」★

株式会社コスモ教育出版
担当：田舞　富太郎
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