◇外山支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇外山支部の皆様からの討議会のご報告です◇


外山支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。
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開催日時:2015年12月21日(月)
参加人数:11名
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【設問①】『巻頭対談』(P8~16)~「挫折」を乗り越えて成長する。あなたの体験とは?

☆挫折と言えることは特にないと思うが、独立する前に部下として苦労したことが、
ある意味、“失敗”の経験として、その後の独立後に生かすことができたと思う。
もしかしたら、それが挫折だったのかもしれない。その時はとにかく辛かった。
だから、独立後は気持ちがすごく楽で、苦労が苦労に思えなかった。

☆雇われていて、会社や上司に反発して、飛び出しました。
それが3回もあったのですが、どうにかやってこれたので、挫折だったとは言えないと思います。

☆仕事の中で、銀行から融資が実行されなくて、取引先ができませんでした。
銀行員から「プロの仕事じゃないなあ」と言われ、勉強不足を痛感しました。
その経験がその後の成長の原点になりました。

☆物事がうまくいかなかったときに、責任転嫁し「自分はぜんぜん悪くない」と負けを正当化する。
それは、自分の失敗をきちんと受け止めていない証拠です。
つまり、失敗や挫折から何も学べず、次のステップに上がれなくなってしまいます。
厳しい言い方をすれば、責任転嫁して、「失敗」や「挫折」と受け止められない人は、
自分自身が抱えている問題に立ち向かって闘う力のない人です。
同じようなことがたび重なれば、誰からも信頼されなくなってしまうのですが。。。

☆人は皆、何かしら「問題」や「課題」を抱えています。私も課題がたくさんあります。
問題を先送りして、解決に向けて、行動を起こさない人はチャレンジしていないのですから、失敗はありません。
自分の中に鬼コーチを持って、ストレッチ目標を作るからこそ、
失敗や挫折を経験することになって、成長できるチャンスが生まれるのだと思います。

☆本気でトライしてその結果の失敗なら、そこからたくさんの「気づき」が得られるはずです。
今年の年初に松岡修造の『挫折を愛する』について討議しましたが、
五つのプロセスを意識することが大切だと言われています。

①本気でトライする→②失敗→③失敗の事実を受け入れる→④反省する→⑤失敗の原因を検証する

失敗や挫折をするたびに、どん底で辛い気持ちでいっぱいですが、
「よっしゃ!前より成長できるチャンスだ!」と思うように心がけています。
でも、逃げないのは難しい。逃げる気持ちと闘っています。

【設問④】『企業事例研究1~ウエマツ』(P26~33)この会社の強み、そして、すごい点は何でしょうか?

☆斜陽産業であり、そして、中小企業でもある、そんな会社が大手企業と渡り合って、経常利益10%出しているのはすごいこと。

☆会社を最初に作った時の動機、働く仲間が辞めなくてもいい会社つくろうと原点を大事にしている点

☆競合他社ができなかった「小ロット」「短納期」を追求し、しかも「品質」には問題ないと言い切れるだけの自信があるのはすごいと思います。

☆苦しい時期に開発費用をかけ、社員が反対したにもかかわらずやり続けたこと。
そして、リーマンショックで「世の中が悪くなったぐらいで売り上げが落ちたのは、
きっとやり方が悪かったのだろうと気づいた」なんて、普通の経営者は言えないと思う。
そして、「三大改革」、すなわち、省エネ・開発の推進・コストダウンを断行したことです。

☆上松社長が心掛けている「自分の言ったことは必ず守る」ことです。
そうしないと社員との信用がなくなり、社員はいうことを聞かなくなると腹をくくっている点です。
私も経営目標や課題がありますが、それを解決し、成果を作ることを社員さんに宣言するかどうかで悩みます。
言ったことができなかったら、どうしようか?と不安になるからです。
でも、明確に成果や結果を出せるようトコトン突き詰めて、目標を宣言できるようになりたいです。

☆今年の年初に資格を取ったら、資格手当4万円出しますと社員さんに“宣言”したら、
これまで資格取得に挑戦しなかった社員が3人受験して、なんと2人も合格しました。
それだけの経費アップになりますが、何よりも嬉しいことでした。具体的に数字を示すことで結果が出る、やればできる!です。

【所感】
今月の討議会は最後なので、皆さんそれぞれ1年間を振り返りをしていただきました。
1年間、討議会に来てよかったと言ってくださいましたが、この学び続ける姿勢が経営研究会の会風になりますことを祈念してやみません。
そして、会員さんの会社が来年はさらに良い業績を上げ、素晴らしい社員さんを育てていただき、価値ある会社にしていってくださることも念じております。
また、私自身、討議長の役を務めさせていただくことで、とても学ぶことができました。

以上

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