◇上田支部の皆様からの討議会のご報告です◇

◇上田支部の皆様からの討議会のご報告です◇


上田支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。

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開催日時:平成27年3月11日(水)

参加人数:10名
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【設問1】
求められているリーダーシップとは何かを考え、あなたが現在
社内で発揮しているリーダーシップをひとことで答えなさい。
発表者1.) 「私が意識しているのは権限委譲する事。」
自ら実行し結果に責任を持つ事が全員で出来るようにしたいと考えている。
そこで、権限委譲するために本人へ役割と責任の範囲を伝え、
私は出来るだけ本人を信じ口を出さない様に心掛けている。
同時に次の3つを意識してチェックする事でフォローしている。
1)顧客視点かどうか
2)方針・ビジョン・目標
3)自ら決断出来るか(フライングは許す)
※:教育(教える) → 指導(導く)へ方法を変えた。
数年前までは「教育」(教える)というやり方で取り組んでいたが、
現在「指導」(導く)やり方に改め実践している。
質問)方法を変えたのは、なぜですか?
⇒ 教育(教える)より、指導(指示して導く)の方が効果を感じた。
理由1)次の世代を育てる。
理由2)自分の時間をつくる。
討議長より。
人財育成に向けて行動の決断・責任が持てる社員さんになって
もらう為のリーダーシップ。
人財育成のポイントに決断・責任、権限委譲で進めているとの事。
質問)
社員さんを見ながら、この様な方法(リーダーシップのやり方)に
変わって来たのか?、
または、先にこの様なやり方にしなければならないと気付かれたのか?
どちらですか?
また、どういうところでリーダーシップを発揮しなければならないと
感じたか? 基準や考え方も合わせて教えて下さい。
回答)
男性が私のみ。他7名全員が女性。役職や年齢を考えた時に
長く勤めてまらう為に役職関係なくやりがいを感じてもらい主役に
なってもらいたいと考えた為。
また、私自身も他のやるべきこと(他の事業も視野に)が出てくる
だろうと感じた為。
発表者2.) 「信じる」ことが一番、大切と考える。
お客様の接客で喜ばれる事が好きで私自身も長い事、現場の最前線に
出ていたが、一時期、現場を離れたことがある。
この時の社員さんだけで、現場をどうすればよいか分からない中、
頑張って対応していた。
私が現場にいると社員さん本人で判断してくれない。
(答えを求め本人が考えない)
私が現場に出ると人財は育たない。⇒私はいなくても大丈夫。
社員さんに任せる事の範囲はあるが、社員さんを信じ任せて行きたい。
質問)
社員さんに現場を任せる反面、マスターに合いに来るお客様も
いると思うが、お客様の期待にどのように対応されますか?
回答)
No2の社員さんとよく話しをします。私とこの社員さんと
関係を密にする事で信頼関係ができスムーズに現場がまわっている
ように思います。
討議長より。
リーダーシップとは、何を基準にするか、非常に大事だと思う。
リーダーシップは理念という方もいれば、社員さんに向けた
リーダーシップもある。
【設問2】
社員さんに貴方の姿が反映されていると捉えた時、他者に誇れる点は
何ですか?
また、岡山経営研究会の中で社長のレベルが高いと感じる社長さんが
いましたらお答え下さい。
発表者3.) 「お客様に育てられている。」
新人を例に、私が出来ないようなこと(方法)で新人がお客様と良い
関係をきづいている。(お客様の懐に入ってくる)
新人の知識不足も武器に対人関係つくりに柔軟性を持つ新人(女性)。
お客様との良い距離感と関係を作ってくる。
訪問は販売は、行っていないのでお問合せやご来店のお客様がメイン。
レベルが高いと感じる社長さんはすごいと思います。
分け隔てなく気遣いが出来る人。(広く気配りしている)
【設問3】
「社長の人格」と「会社の利益」がどのような関係にあるかを
考えなさい。
発表者4.) 「社長のレベル」=「会社の利益」同じと考えます。
社長のレベルが高いと利益がでる。の循環があると感じた。
社長の人格でお客様も増える(質のよいお客様が増える事で利益がでる)
よって、「社長の人格」も利益に比例する。
発表者5.) 社長のフアンが利益を生む。
敵がいない。好かれる。これが社風になる。
質問)
どんな人格の社長になって生きたいですか?
回答)
2代目だが父のようになりたいが、自分の色も出していきたい。
質問)
スクール事業について箱ものが必要。
幹部が5年~10年を見て計画するのか、このモデルのままで
継続されるのか、今後のことについて教えて下さい。
回答)
100年継続企業を目指している。その為には現状のままでは
無理だと考えている。
そこで、大きな意思決定は社長だが、当社は事業部制。
事業部ごとの責任者が計画する。何をするかを現場を含め
経営幹部と現場で考える様にしている。
成長性、増収増益は外せない。どうやって実現するかを考える。
●追加設問.
経営の手法として女性の活用方法についてディスカッションを行う。
出産・育児で産休、退職と経営に影響がある。女性だけでなく男性も
育児や出産時に影響がある。
次に経営の取り組みとして実践されている委員から、いくつかの
事例が発言された。
・退職の原因:ロイヤルティの低さも。
・女性にも平等に権限・責任ある仕事を約束している。
・コミュニケーションの機会や小さなイベントを多く取り込み
人間関係を築く。
例として、小さなイベントとして、お誕生日にケーキを食べるなど。
・産休・育児、子供の怪我などの休暇も遠慮なく利用できる「御互い様」
の関係づくり。
・休暇の場合、引継ぎプログラムが用意されている。
・休暇中も会社とのコミュニケーションをとるようにしている。
(会社との距離感を近く)
・理念や会社に対する共感を得る。(重要)ロイヤルティより重要。
【所感】
今回、ありがとう経営委員会からオブザーバー
参加の中、4月例会のテーマのお話しを例に女性力に
ついてお話しいただきました。また、13の徳目も全員で
しっかり行いました。
また、経営の実践で活躍されている方々の意見は非常に興味深く
貴重なお時間をいただきました。
上記、すべて時間ぎりぎりまで使い中身の濃い時間でした。
以上

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