宮崎支部の皆様からの討議会のご報告です!!

宮崎支部の皆様からの討議会のご報告です!!


宮崎支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ☆

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開催日時:7月10日(木)19:30~21:00
参加人数:10名
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【設問 1】「其の身を正しく」の解釈と実践
●社長が一番働くこと。時間の融通は効くが全ての仕事は自分が責任を負う。
●日創研で一番最初に学んだこと。「社長は幹部の10倍、社員の100倍働く」を心がけている。
●自分が言ったことを言い続け、やり続けるかどうか?それが部下に伝わっていく。
●公私混同しない。
●道徳観をしっかり身につける。

【設問 2】①お客様の目には触れないが大事にしていること?
②また、それは社員さんにどの程度理解されているか?
●「丁寧さ」。自社のキーワード。突き抜けるまでやり切るとお客様にも伝わると思う。
●(車の修理で)見えるところだけではなく見えないところまで直す。それが最終的にお客様の利益に還元される。
●【創業者の基本精神】「お客様から頼りにされ、心待ちにされる関係作り」を実践。
 →次にお客様に会うまでの「お土産作り」をしている。お客様が抱えている問題を宿題として持ち帰る。
●約束を守る、時間を守る、嘘をつかない、などの人として基本的なことの積み重ね。それが「信頼関係」を築く。
 →良いことも悪いこともお客様に全て伝える。==>自身の体験から得た観念
●価値。
 ・目に見える価値  → 商品の機能、性質、モノ
 ・目に見えない価値 → 商品が作り出す感動、物語、コト

・・・一方で、社員さんにどれくらい理解されているかは皆はっきりと解らないと回答。
 伝えないと伝わらない。伝えることが大事。

【設問 3】グローバル化が進む中での自社に内在している問題?今後の対策。  →5つの項目に分けて質問
①自社でやらないと決めていることは?
●明確な理念などを持たない商品は絶対に扱わない
●ギャンブル的な経営判断

②日本で通用するビジネスモデルは全世界共通で通用するのか?
●(置き薬業界)置き薬は日本独特の商売で世界では通用しない!
 →(皆の意見)アジア圏の農耕民族なら大丈夫、置き薬の起源となった環境と似ている国なら大丈夫、マーケティング次第・・・
  ・・・国内需要が減少していく中で、「海外は無理だ」と初めから断定せず可能性を探ることが大切なのでは?

③日本のビジネスモデルの良さは?
●本当に「使う人」の気持ちを考えたモノ作りをしている。
 →「使う人」は全世界で共通している(同じ悩みを抱えた人が全世界にいる)

④現在自社に内在している問題?
●(エネルギー業)人口減少や商品の多様化でお客様が減少していくこと。一方で海外の使用量は増え、原料が高くなること。

⑤今後の対策
●ガス以外のモノを売っていく(事業領域はエネルギー)
●業界全体が淘汰されている。その中でしっかり生き残っていく。

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【所感】今回の設問は内面的で、漠然としたものが多かったため、まとめるのに苦労したが、
全体を通して見た時に
「内面的で漠然としたことをいかにまとめて、いかに外に表現していくか?」
が大事なんだ、と言っているように感じられました。

また、設問3では、海外マーケットについて触れられているが、
設問1・2で考えた道徳観や倫理、おもてなしの心が、日本発のビジネスモデルを
支えている根幹なのではないか?と思いました。

皆さんの意見を聞いてまだまだ自分の答えは表面的だと気付き、
経営者として人間力を高め、また社員さんの人材育成を通して、
内面を磨くことが大事なんだと、改めて考えさせられました。
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株式会社 コスモ教育出版
中小企業を活性化し、成功を探究する経営誌
月刊「理念と経営」
田舞 富太郎
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