田舞通信 2008年 197号『てっぺんの信条と誠実さ!(てっぺんには歌がある!) 』

田舞通信 2008年 197号『てっぺんの信条と誠実さ!(てっぺんには歌がある!) 』


田舞通信 2008年 197号

『 てっぺんの信条と誠実さ!
(てっぺんには歌がある!) 』

親愛なる皆様、お元気ですか。

今日の教訓
「月刊・理念と経営4月号の巻頭対談
 伊與田覚先生と
パナソニック特別顧問谷井昭雄様

「松下創業者は常に”青春のような夢”をもっていた」「我々は天下の人、天下の金、天下の物、すなわち、社会の人とお金と物を預かって事業させていただいている。自分一人では事業もできなければ、物もつくれなければ、金儲けもできない。だから、何らかの形で皆さんのお世話になって、今の自分があるんだ。こういう意味で感謝の気持ちをもたなければいけない」と、創業者は「感謝の心」を強調されたのです。」
                         
「巻頭対談から学ぶことがあります。特に、伊與田覚先生の社長塾で毎月教えられています。ものづくりには感謝が存在します。理由は、日々小さなことの積み重ねが求められるからです。拝金主義は我侭と私欲・強欲の強化という悪弊を助長します。金融には一攫千金が存在するからです。世界を駄目にしたCDSなど、その典型の事例です。                 
           田舞徳太郎」

増益経営計画セミナーが終わりました。決意表明文を読んで感動しました。「この計画書を達成しなければ、日創研に対して1000万円の違約金を支払います」「まず、念う、決意する、行動する、結果をつくる」木野親之先生に学んだ松下幸之助翁のお言葉です。

さて、増益経営計画セミナーの上の階では、可能思考教育・SAコースも開催されていました。杵渕君が講師をしてくれていましたが、流石に大きく成長しています。あらためて、この可能思考教育・SAコースに感動しました。

東京では11月21日から23日まで、金沢では11月22日から24日まで開催されます。石川、福井、富山の皆様方には大変お世話になります。よろしくご支援くださいますようにお願いします。

金沢は、通常の可能思考教育・SAコースです。もちろん、再受講も可能ですからどんどんご参加ください。自分が生きている、今の時代を認識する最大のチャンスです。

東京は私が講師で、経営者・幹部・後継者を対象にした再受講だけの、成功の方程式セミナー(可能思考教育・SAコース)です。もちろん、可能思考教育・SAコースの内容が中心です。

私はいろいろな教育カリキュラムを担当していますが、すべての基本がこの可能思考教育・SAコースであり、可能思考能力の体得が、今の時代に一番大事だと再確認しました。

この可能思考教育・SAコースはいろいろなエピソードがあります。私が驚いたのは、青森の弘前でのことです。新戸部さんが日創研・経営研究会の会長の時、記念講演会の終了時の際、本のサインをようやく終わったとき、三人の家族が目の前でご挨拶されたのです。

「田舞さん、私は8年前に日創研のSA研修を受けました。その後、可能思考教育・SCコース、可能思考教育・LTコースと進み、一度別れた妻と再度やり直すことにしたのです。 この子は、その後に生まれた子供です。お礼が言いたくて待っていました!」

このシーンを忘れることは出来ません。
救われたのは私の方です。

我々の仕事は、周囲で見るほど楽ではありません。一番困難なことは体力と睡眠不足と自分との葛藤です。言うことと、行うことの矛盾にいつも苦悩します。しかし、こうした場面がある度に、自分たちは間違っていないのだと、心の中で確信することができるのです。

「新しい人間の命が生まれたこと」この時の会話は生涯忘れることの出来ないものです。こうしたお言葉に支えられて我々は努力しているのです。

最近、てっぺんの大嶋さんが元気よく走り回っています。創業してから成長の一途を辿っています。韓国にもお店を出されたそうです。

大嶋さんとは、昔からいろいろな思い出があります。彼を育てたO社長も素晴らしい方で、一度「新春経営者セミナー熱海大会」で講演をしてもらいました。意欲的に自分で育とうとする大嶋さん。大嶋さんを必死に育てようとしたO社長。人はたくさんの因果関係で現在があるのですね。メールを頂戴し、改めて大嶋さんやO社長の人柄に感銘を受けました。彼の最高に良いところは義理堅いところです。日創研も随分お世話になっています。そして、いくら人気が出てもいつも謙虚です。

大嶋さんのメール
「僕は、一生、日創研さんで学び続けると決めています。10年前にSA研修を受講し、人生が変わりました。人生において、“可能性に気づく”ことが、どれだけ大切なことなのか、 特にいま、強烈に感じています。

 僕は、本気でてっぺんの仲間の可能性を引き出したいと思っています。てっぺんの朝礼も、SA研修とSC研修から生まれました。てっぺんメンバーの可能性を引き出すために生まれました。僕は、日本中の人が日創研さんの研修を受講すれば、日本が変わると本気で信じています。

 勝手な思いですが、日本中の社長が研修を受講すれば、日本の景気が変わり、日本中の学校の先生が受講すれば、教育が変わり、日本中のお父さん、お母さんが受講すれば、日本の家庭が変わり、そして、“日本の未来が変わる”と本気で信じています。

 だから僕は、本気でこれからも日創研さんの研修を、誰よりも紹介し続けていくと決めています。僕は、日創研さんと出会って、生き方が変わりました。あきらめる人生から挑戦し続ける人生に。

 今の世の中に対して何ができるのか。僕の命を未来の子どもたちに、どうつないでいくのか。大人が変われば子どもが変わる。子どもが変われば未来が変わるこれからも使命感、志を持って生きていきます。

 現在、創業から4年が経ち、のれん分けを含め、“てっぺん”という名の店が、9店舗になりました。韓国にも出店し、一番売っているのが韓国です。元気いっぱい、可能性に向かって、これからも大胆な挑戦をしていきます。
 てっぺん・大嶋社長の志です」

大嶋さんも含めて、飲食業は困難な時代を迎えています。でも、必死で、真っ当に働く人々の多い業界です。眠い目をこすりながら、お客様に貢献するビジネスだと思っています。

それに比較して、
1.サブプライムローン問題は
まだまだ形がつきません。

2.株価や為替もまだまだ不安です。

3.CDS(債務保証の負債総額)は、
計算できないくらい膨大です。

4.時価会計基準など、グローバルスタンダードは
虚偽の世界です。すべて、日本ではなく、
欧米が作り上げているのです。

結果的に自国を傷つけ、企業を傷つけ、人を傷つけているのです。すし屋出身の私でもわかることで、洞爺湖サミットの前に、金融の規制をするべきと、このメールでも警告しています。

ダウ平均が上がり、為替も98円になりましたが、アメリカ経済はマイナス成長です。油断禁物。

アイスランドなどは、国をあげて金融主義に走り、ロシアを巻き込んでの「国際政治の駆け引きの舞台」になっています。誠実に働く日本人(もちろん悪い人もいます)。錬金術で人を不幸にする欧米の一部の拝金主義者。

冒頭の伊與田覚先生と谷井昭雄特別顧問の巻頭対談が、今のような問題の原因の根幹を予見しています。
月刊・理念と経営をどんどん読みましょう。

田舞徳太郎

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