ありがとうが行動を変える

ありがとうが行動を変える


ある会社からの社内勉強会の報告が届きました。

この会社は美容室ですが、新人は近所の戸別訪問をし、自分を売り込みます。
その時の体験談が勉強会の時に出てきました。

・ピンポン大作戦のときに知り合いの花屋に行きお話を聞いてもらったお礼に花を一輪買って帰った。
次のお家に伺うと家のご主人がでてきて「家内が病気だから美容院は行かないなあ・・」と言われた。
その時、さっき知り合いの花屋で買ったヒマワリを一輪奥様にと渡した所、
先ほどまで退屈そうにしていたご主人が顔をほころばせて
「ヒマワリは元気が出る花だよ!元気なったらきっといきますね」と言って喜んでくださった。
喜んで下さったことに感動して、こちらが泣いてしまったということがありました。
お花屋さんにうかがってお花を買わなければご主人の笑顔に出会えなかったのかもしれない。

・パッと見て判断してしまい、人間関係を自ら小さくしているのではないのかと気づいたので1つ1つの出会いを大切にしていく。

この文章を読み私も感動しました。

そして「ありがとう体験」を語る設問から
・初めての給料で家族を食事に招待した。
今まで好き勝手にやってきて心配や迷惑をかけて、
ごめんね、ありがとう、という気持ちでいっぱいになった。
父の隣でずっとお酒をついでいたら、父が泣いていた。
それを見て、更に仕事に対するやる気が強くなった。
これからもよろしくおねがいしますという気持ちを込めて。

・仕事が上手くいかなかったときに祖母が亡くなった。
亡くなる前に、何度も「シャンプーしてほしい」といってくれていた祖母に
やってあげられなかったことが悲しく、どうしてもしてあげたと思ったので、
看護士さんにたのんで、病室で亡くなった祖母にシャンプーをさせてもらった。
その時、シャンプーの楽しさ、美容の楽しさが不思議なほど感じることができた。
最期に大切な気持ちに気づかせてくれた祖母へ、本当にありがとう・・。
それ以来、仕事や練習がたのしくなった。

リーダーの所感
今回から、AT1とAT2の合同ということで、いつもより大人数で行わせていただきました。
最初はどのように話を進めていこうか考えるところもありましたが、
始まってみると、かなり深くまで話を深められましたし、
同じ店舗同士、先輩後輩でも普段の営業とは違った角度から話ができたので、
後輩達の意見が新鮮で勉強になるなぁ・・という事も多かったです!
2年生は1年生がより話しやすい雰囲気作り、
1年生は積極的に、みんなにお話できていました。
次回は、そういった所を伸ばして、1つのディスカッションでより深くたくさんのことをみんなで共有して学べる勉強会にしていきます。
今回も、お店の大切なお時間をいただいて行った勉強会でしたが、
とっても有意義な話し合いができたので本当によかったです!!
毎月毎月、本当に感謝です!!ありがとうございました!!      

それに対しての経営者からのコメントです。

兼山さん、報告書ありがとう。そして、ワードでのまとめも助かりました。
突然の1年生、2年生合同という形を取りましたが、
報告書の内容を見て、これが新人、ついこの間まで1年生だった子達の勉強会か?
と思うぐらい素晴らしいと思いました。
また、ありがとう事例などもとてもすばらしいと感じました。
こんな1、2年生がいる会社は、安心です。
ともすると愚痴ばかりになりやすい年代だと思うのですが、それが全く感じません。
人数が少ない1,2年生ですが、お互いの良いところをどんどん伸ばして、いい勉強会にしてください。
次回も期待しています。

皆さんこのやりとりから何を感じますか?

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