今月の企業事例
今月の読みどころです。
企業事例研究PARTⅠ
『将来についてはわかりません 大切なのは「今」です』
創業480年、室町時代に京都を発祥の地とする老舗企業、虎屋17代目当主黒川社長に企業永続のポイントをお伺いし、簡単にまとめてみました。
・「会社は人で、人の縁で成り立っている。ですから人に対しての気配りを色々な場面で行うことが大切と考えています。」
・「美味しい菓子を作ることが基本にありますが、大切なのはお客様に喜んで頂くこと、(中略)、社員には常々このように言っております」
・「誠心誠意仕事してお客様に喜んでいただく、このことだけは変えてはならない」
・(人財育成について)「要は働いている人に満足してもらえること、そうでなければ社員にもっともなことを言っても伝わらない」
・「将来についてはわかりません、後で理由付けはできますが。大切なのは今です。」
企業事例研究PARTⅡ
『“安く、早く、安全に”だけではあかん
環境を配慮せんと生き残れない』
紀州・和歌山に得意先ばかりでなく、他社のドライバーからも評判のいい運送会社がある。まもなく創業40年を迎える酒本運送。父と兄の急逝による突然の社長交代で、阪本享三社長の苦労の末に掴んだ経営者が持つべき考え方とは・・・
・「社員一人に対して三人の扶養家族がいると思って経営しなければならない」
・「いい道具をもってこそ、いい仕事ができる」
・「自分たちがコスト意識を持つことで、それはそのままお客様の利益につながる」
・「お客様に愛され必要とされる会社になり、必要とされる人間になる」(経営理念)
・「僕らの仕事も、お客さんが望むことを考えていかんとあかんのです。お客さんの立場に立って物事を考えることで、新しい知恵が湧くんです」
上記の詳しい情報に関しましては、「理念と経営 8月号」に掲載しております。
コメントを残す