こんなふうに報告書が来ます。

こんなふうに報告書が来ます。


報告書について、よくご質問を頂きます。

報告書につきましては、あまり負担にならないようにしたほうがよいかと思います。
あくまでディスカッションが主ですし、自由に発言を促すことが大事です。
リーダーも報告書気が取られると負担が増すのではないでしょうか。
我が社ではこんなふうに報告書が来ます。
それに所長がコメントを返しています。

負担が大きいようでしたら、まとめの所感だけでも良いのではないでしょうか?

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 念理と経営 社内勉強会・報告書

出席者:○○、○○、・・・・  欠席者:○○
開催日時: 平成19年6月15日 ○:○○~○:○○
作成者: 

1、の設問に対して。
・p17「企業事例研究」ネッツトヨタ南国(株)横田秀毅氏
「業績を上げたいがためののCSではなく、ES(従業員満足度)を上げるためのCS」
ESのためのCSという発想はすごい。
・p43「企業事例研究」(株)酒商山田 山田淳二氏
「・・・商品に対する幅広く深い知識をもち、それをお客様に役立つ智慧に変えると、信頼を頂き・・・」
CSへの取り組み方、また後述の地域貢献への取り組み
・p47「企業事例研究」(株)酒商山田 山田淳二氏
「私は、酒商山田を大きな会社にしたいとは思わないんです。そのかわりに、存在感のある、強い会社にしていきたいと思っています」
随所に「人」「縁」という言葉が現れる。その想いがこの言葉に集約されている。
・p34「縁は異なもの」(有)トラベルネットわぁく 鈴木幹雄氏
「人が幸せに生きるには、自分を成長させてくださる多くの人を見つけ、見つけられることが大切です。そのためには、常に自らの人格を磨き続けることが必要・・・」
見つけるだけではなく、見つけてもらえる自分になる、という発想。
・p96「吉田茂語録」
全編より“勘”の必要性について。自分も合理性だけではなく、勘が働く時はうまく行っていると思う。※欠席者設問表より 
 
2、の設問について。
・仕事を通しての本当の喜びは報酬などの物質的なものではない。仕事そのものの中にある。従って、仕事を通しての幸せは自分で見出すしかない。
・周りの援助を得るにしても、それを活かし、幸福を作り出すのは本人であるということ。
・自分が積極性がないと、他人に何かを与えることはできない

3、の設問に付いて。
・明るさ、相手のことを考えて行動するところをもっと伸ばしたい。
・良い意味で“のんき”であるところ。一呼吸置いて考えることができる。
・自己管理力が必要。“教える”という方法によらず育てるには、自分をも含めて「客観的」に捕らえることが必要だと思う。
・既成の枠にとらわれずに自由に発想できる。その発想をより具体的な形にすること。
・物事の両面を見る発想の豊かさ ※欠席者設問表より
・未経験のことにワクワクするチャレンジ精神 ※欠席者設問表より
・人と人との和をつくること(人間関係構築) ※欠席者設問表より

4、の設問について。
~感謝~
・成長の機会(研修参加)を与えられている。
・自分を認め、受け入れてくれる先輩の存在。
・業務上のハードル(目標・課題)を明確に与えられることで常に成長のチャンスがある。
・社会人として自立するための仕事の場があること自体に感謝。
・経営者の方々を相手に仕事ができる。 ※欠席者設問表より
  ~できること~
・後輩にも自分がして貰ったようにしてあげられる様、まずは自己成長すること。
・一つ一つの顧客接点を大切にすること。
・まずは自分がお客様に対して「ありがとう」という気持ちで接すること。
・お客様への接し方において、「気持ちを届ける」つもりで真剣に関わる。
・表面的ではなく“真にお客様のためになることは何か”を考え、一つ一つの物事において、そのためのやり方に最善を尽すこと。
・お客さまが知りたがっている情報を提供すること(他社の成功事例など)。 ※欠席者設問表より

5、の設問について。
・顔の見えない電話での対応で、声の明るさ、対応がとてもよい。(会社)
・ただ丁寧なだけではなく、お客様の状態(初めての参加なのかリピーターなのか等)にあった接し方をする。
・お客様の次の行動を考えて、先に行動を起こす。
・お客様自身がまだ自覚していない必要性(ニーズ)に対して提案していく。
・その(上記)ためには、もっとお客様のことを知る努力をする。
・更に、お客様の様子(状況)や好み(要望)をデータとして共有する。 ※欠席者設問表より

6、の設問について。
・今の自分でも出来ることとして、お出迎えやお見送りを精一杯させていただく。
・新入社員同士が相互に協力して成長し合えるよう、自分が積極的にその環境づくりや働きかけをする。
・画一的にならず、“自分”という個性を活かして、多様なお客様のお立場やお悩みを理解し援助できる存在になる(自分だからこそ、誰より理解してあげられる、という個性を大切にする)。
・総務という仕事を通して、社内の人に対して、採用から入社、その後の職場生活という“人生”をより有意義にするための支援をしたい。
・年間の顧客ごとの売上分析をして、適切なフォローに役立てる。 ※欠席者設問表より

【全体へのリーダー所感】
4人での開催となりましたが、欠席者からも事前に設問表が提出されていたので、それをもとに5人分の意見交換をしました。
立場や状況の違う参加者が集まることによって、「同じ箇所から違う学び」や「違う箇所から共通の学び」といったことがあり、とても楽しく学ばせていただきました。
特に今回は「設問2」に対する捉え方が、一見同じように思えて、よくよく聴くと全員が(微妙に)違っていたことが分かり興味深かったです。
今回のリーダーを務めて感じたことは、「1時間の短かさ」です。
一人一人の意見が大変興味深く、もっと深く掘り下げたいと感じずには居られませんでした。
しかし、だからこそリーダーには、時間を安易に延長するのではなく、短い時間の中で、より効果的に一つ一つの意見や考えを取り上げ、効果的に運営していくスキルが求められるということを実感しました(今回は10分超過でした)。
これは、素晴らしい意見を沢山出してくださったメンバーがいて、リーダーをさせて頂いたからこそ感じられたことです。大変貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

といった内容です。

皆様からも報告書をお待ちしています。
うちの社内勉強会はこのようにやってます。という皆様からのお便りをお待ちしています。

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