勉強は楽しい!

勉強は楽しい!


本日は株式会社音羽さんでの社内勉強会でした。
音羽さんは関西エリアで37店舗を展開しているお寿司屋さんです。
今日は各店長さんはじめ、本部スタッフ合計42名で勉強会を行ないました。

昨年から「理念と経営」の勉強会を始められ、約1年続けておられます。

最初の挨拶からすごかったです。
ドアを開けた瞬間、全員が起立をされ、大きな声で「よろしくお願いします。」
と元気溢れるお出迎えを受けました。
そして、経営理念、音羽綱領の唱和です。これもとても大きな声で、声を揃えて行なわれます。
さすがお寿司屋さんです。威勢がいいです。
礼儀正しく、そして爽やかな皆さんです。
そう、音羽ではパートさんのことを「さわやかさん」と呼んでいます。
こんなところに社風が現れるのでしょうね。

そんななかで勉強会をスタートしました。
まずは「現場力」の輪読です。(1段落づつ一人づつ声に出して読んでいきます。)
1年続けている成果でしょうか、よく通る声で読んでいきます。
今回は5月号が出たばかりなので、4月号で行ないましたが、
既に一度行なっているので、すこし設問を変えて、
「社会人になってから、音羽に入社してから、仕事観に関して学んだこと。」
というテーマで発表、ディスカッションを行ないました。

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発表は一人一分と決めて行ないました。
「短く自分の意見をまとめて伝える。」ということも訓練の一つということをお伝えしています。
ただ自由に述べよ、というと一人が取りとめもなく長く話したりすることもあります。
設問に従い、端的に述べるということも訓練になります。

また聴いている人は、仲間の発表の要点をメモを取り聴く事、ということを加えました。
それによって傾聴訓練になります。
その後、時間を決めて仲間の発表を踏まえて自分の意見を伝えるというディスカッションを行ないました。
その際、仲間の発表の要点を復唱してから、それに自分の意見を加えるというやり方です。
これによって、仲間は自分の意見をちゃんと聴いてもらえたという実感を持ちます。
そんなやり方をお伝えしながら行なっていきました。
今までは、発表して終わりという時もあったようですが、
これでディスカッションが盛り上がって色んな意見が出てくるようになりました。

「お客様の喜びをつくれ」のコーナーの設問から、「今まで自分がした、一工夫の体験。」を発表してもらいました。
それぞれ言われただけの仕事だけではなく、自分で考えた一工夫が色々と出てきました。
皆さんが、お客様のためを思って行なっていることや、指示されただけの仕事ではなく、自分が考えたアイディアで仕事をしている体験が出てきて、「そんなことしてるんや、素晴らしいじゃないか。」等の声が聞こえ、テーブル毎に拍手が聞かれるようになりました。
「こうして具体的に仕事の仕方を教えないといけないな~。」というような意見も聞かれました。
最後に各グループ毎に「一工夫大賞」を決めて頂き、全員の前で発表してもらいました。
皆さん「お客さまに喜んでもらいたい。」という想いで仕事に取り組んでいる姿が伝わってきました。
最初はちょっと緊張した面持ちでしたが、最後にはこの笑顔で勉強会を終えることができました。

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この勉強会もこうした「一工夫」で楽しいものに変わり、モチベーションも上がるのではないかと思います。

こうした積み重ねが、理念の浸透になり、改善案の提案活動に繋がっていくのではないでしょうか。

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