島根県松江からのお便り

島根県松江からのお便り


島根県松江市にある美容室から「社内勉強会」の報告書が届きました。

美容室の方々は随分遅くまで仕事をしておられます。

普段だと夜10:00くらいはざらだと言われます。

そんな中勉強会を開いていらっしゃいます。

今回2月号の勉強会の報告を下さいました。

設問2) アスクル株式会社は、事業の立上げからわずか14年で東証一部上場企業に成長しました。「考える人」が一部にいるのではなく、現場で全員が考えることを理想としています。あなたは常日頃から自社の経営をどのように考えていますか?例えば、売上を上げるのはどうすればいいと思いますか?

意見:
●社員全員が経営的視点に立って、自ら提案していくことが売上に繋がる。
●客単価を上げる。店販紹介・・・お客様のニーズに応えていくことが売上に繋がる。
            お客様の声を拾い、現場のスタッフがボトムアップしていきます。
●お客さまにベストを尽くしているか常に考えること。

設問3) 『企業の成功法則・現場力』では、職場は自分づくりをするところと述べています。あなたは、日常の職場生活の中で、どのような自分づくりを目指していますか?人間の成長は、「能力=3.努力=3、日頃の心がけ=4」と言われています。あなたが常日頃心がけていることを、具体的に2つ述べてください。

意見:
●みんなが働きやすく、楽しく仕事ができる環境をつくるように常に笑顔。
●お客様の目線で考える(サロンの美化)
●次の人のことを考える。(スタッフ同士で思いやる)
●「○○さんのお客様」ではなく、お店にお越し下さっているお客様の意識。
●「ありがとう」と感謝の心
●周りを広く見る目を持つ
●収納方法
●挨拶

設問4)『小説・松下幸之助』で幸之助の親方である音吉は、「商売には運良く儲けるちゅうもんはない、運よく設けたもんはいつかその逆な目に遭うて、その何倍もの損が発生する。そういう夢のようなことを追いかけるより、お金を儲けるには、始末して、辛抱づように貯めることや。」と言っています。あなたはこの言葉を古臭いと思いますか?それともなるほどと思いますか?

意見:
みんななるほどと思いました。
「儲ける」ばかりを考えてはダメ。(お金、お金になってします。)
無駄づかいをやめて、使えるものは上手に再利用し経費を抑える。

設問5)『企業事例研究PARTⅠ』の株式会社神戸ポートピアホテルの記事を読んで、自分の会社が、どうすれば、もっとお客さまに喜ばれるような会社にされると思いましたか?

意見:
●来られるお客様のライフスタイルを考える。
●ミッションカードを作り、ミィーティングなどで活用し、人間力を高めていく。
●社員が楽しく働いてこそお客さまに喜ばれる。
●お客様が望まれている事をもっと考える。
●お互いの目標やビジョンを共有して、みんなの喜びを自分の喜びとする。

設問6)今、あなたはどのような辛いことを抱えていますか?天国のような職場はどこにもありません。
あなたの気持ち次第ですが、お互いに自由に今の悩みを発表してください。

意見:
●出来ていない事、問題はあるけれど、解決しようと前向きに考えている。
●勉強会を始めた時は、本当に出来るのかどうか不安だったけど、研修に行った2人を見て、これから全員が向上して、職場が天国になる日は近いと感じました。
●まだ松江で№1サロンではない。
●13年美容師をしていて、なんでもっと早く自分というものに気づかなかったんだろう。
 SAに行ったりして学んでいる姿を父に見せたかった・・・。

~まとめ~
それぞれの意見や感想を聴いたり、話したりすることで、スタッフが考えていることがお互いにわかり雰囲気がよくなってきていると思った。

設問表にあるように「簡単にお答え下さい。」と書いています。
限られた時間の中で、簡単に皆にわかるように説明していく努力を全員がしていったらいいと思いました。
もちろんリーダーがそれをきちんと仕切っていかないといけないとも思いました。

毎回課題を見つけ、工夫している姿が感じられます。
進め方も毎回進化するように工夫をしていきましょう。
進化のない勉強会はマンネリになり、継続しません。
大切なことは継続することです。

松江のM社の皆さん、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です