7月号読みどころ(1)
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月刊「理念と経営」の読みどころ(1) 7月号
「企業事例研究 2」
株式会社サンアイインターナショナル
代表取締役 三宅 雅彦
____________ P44~P51 ___
私の立場上、
沢山の経営者の方々との出会いを頂きます。
経営者の方々と色々とお話しをしている時に、
感じることがあります。
業績を上げている経営者には
共通している点があることです。
その一つは、話の内容が「具体的」であり、
「明確」である点です。
その具体性と明確さが、
1.迅速な意思決定、
2.社内の情報共有の徹底、
3.全社員のベクトルの一致、
を生み、全社経営の推進力となっています。
サンアイインターナショナルの三宅社長も
そのお一人です。
同社の経営手法は、
必ず皆さんの経営のヒントになると思います。
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■ 同社が躍進する秘訣
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三宅社長は、
バブル後に市場規模が3分の1まで
減少する経営環境のなかで、
環境変化をすばやく感じ取りました。
顧客が求める商品や売り方に変化させ、
仕組みをつくり、業績を上げています。
同社は、
バブル崩壊寸前の絶頂期に創業しました。
宝飾業界は、
バブル期に恩恵をこうむった業界の一つで、
三宅社長も売上高が倍増するという
体験をされています。
バブル当時、
高価なものから順番に売れていくという
状況が続きます。何百万円、何千万円と
いった商品が嘘のように売れたそうです。
そして、バブルが弾け、
絶頂期から一転、急降下を体験されます。
信じられないような経営環境の激変に
何故ついていけたのか?!
どのような戦略を立て、
顧客を獲得されたのか?
三宅社長の経営環境の変化を読み取る
先見性は、理論的な「計画経営」によって
実を結びました。
1.企画力を生かした「営業戦略」
2.商品供給力を支える「製販一貫体制」
3.高い商品回転率を生む「OEM生産」
4.4つの「商品ポジショニング」
5.ホームページ上での「BtoBへの挑戦」
これらの戦略・戦術について語る三宅社長は、
実に「具体的」で、「明確」です。
そして、理に適っています。
これらの経営戦略を支える三宅社長の哲学は、
実にシンプルです。
「社会貢献に関しては、
やはり、一番は納税でしょうね。
きちっとした経営をして、きちっと利益を出す。
そして、きちっと税金を払う。
そこが一番だと思いますね。」
7月号の企業事例をお読み頂き、
自社の経営のヒントにしてください。
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