6月号感想(1)
こんにちは。浜本です。
今日は、当社のスタッフが6月号を
読んだ感想を報告してくれましたので、
ご紹介します。
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「逆境!その時、経営者は…」感想
後藤忠と申します。
昨年、18T・Tコースを受講させて
頂きました。
私が、月刊「理念と経営」6月号を
読ませて頂いて印象に残ったのは、
「逆境!その時、経営者は…」です。
6月号は、
株式会社ジャロック 代表取締役の
武澤清則様のお話でした。
武澤様は、私が受講した18T・Tコースの
ファシリテーターをされていましたので、
素晴らしい方ということは存じておりました。
しかし、こんなすごい体験をされていたとは、
知りませんでした。
株式会社ジャロック様は、
スウェージング加工とその機械製造を手がけ、
自動車部品や医療機器分野にも進出する
先端技術メーカーです。
武澤様は、10年前に社長に就任されました。
その経緯は、常識では考えられません。
先代の2代目社長から、廃業を打ち明けられ、
当時一社員だった武澤様が、
「この会社を潰すわけにはいきません。
もしだれも引き受けないというなら
私がやります。
一人でもやります。」
と、見方によっては無謀ともとれる決断により、
社長を引き受けたのです。
武澤様にこのような決断をさせたのは、
先代の山谷社長との出会いでした。
先代社長に色々と目をかけてもらった恩を感じ、
「創業社長が思いを込めた会社を
潰すわけにはいかない。
正直、それだけだった。
得も損もなにもなかった。」
と義を果たした行動に、感動しました。
現代社会では、義理や人情、恩というような
ものは軽視されがちです。
特に最先端の技術メーカーといえば、
「想い」というような観念的なものとは
かけ離れた世界だと思ってしまいます。
しかし、経営や人生の根本の部分は、
時代が移っても変わるものではなく、
「想い」が大切なものだと改めて
感じました。
そしてこの想いも、普段の何気ない
出会いを大切にすることで「縁」となり、
その「縁」を活かすために一瞬一瞬を
大切に生きていかなければならないと
思いました。
私は昨年、18T・Tコースを受講させて頂き、
たくさんの素晴らしい方とのご縁を頂きました。
そして、何ものにも変えがたい
多くの学びを頂きました。
今回の武澤様の記事を拝読させて頂き、
多くのご縁に報いるように一生懸命に努力して、
中小企業の活性化のお役に立っていきたいと
決意致しました。
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