◇岡山ブロック 森元支部の皆様からの討議会のご報告です◇
岡山ブロック 森元支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ。
ご覧になって経営者の会に興味をお持ち頂いた方は
お問い合わせくださいませ。
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開催日時:2016年5月16日(月)
参加人数:5名
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設問①自社がお客様から選ばれる会社になるために、どんなことに取り組むことができますか。
・ プロパンガスの会社が電気を売るケースが多くなっている。お客様へはなんでも言ってくれるように言っている。年寄りは何でもしてほしい。できるだけやる様にしている。
・ サービス業で何でもできないといけないと、昔はただでやっていた。最近、定価表を作ってお客様に理解を求めた。その結果声がかからないお客様も出てきた。でも全体収支はプラスになった。
・ 選ばれるためには、新しいことに取り組まなければ。協会を作って客観性を持たせる工夫をしているところもある。
設問②
あなたの会社が「捨てる」ことを検討したほうが良いと思うことを2項目、そして「捨ててはいけない」と思うことを2項目、それぞれ理由と共に挙げてください。
・ 捨てる:しがらみ、安心感 → 長く営業しているとそれが当たり前になったり、安住してしまったりするから。
捨ててはいけない:恩義、感謝 → 当たり前になって忘れてしまったり、不義理をしてしまうから。
・ 捨てる:具体的に → 具体的にすることで、何をすべきかが明確になる。
捨ててはいけない:考え方、創業の精神 → 何のためにやっているのか、忘れてはいけない、捨ててはいけないことがそこにある。
設問③
「できない、やれない、無理だ」の社風になってしまう一番の理由は何でしょうか。また、経営者はどのような社長力を発揮して「できる、やれる」の社風を作りますか。
・ 成功体験がない。
・ 目標がない。何を目指し何を達成すればいいかわからない。その結果、どうなるのかが見えない。
・ 経営者は
Ø 目標を定める。
Ø 進捗の見える化。
Ø その結果、何を得られるのか。何を得たら喜びを感じるのかを知る。
・ 現業が忙しくて、勉強をする時間がない。
Ø 勉強をして技術を磨けば、技術料を取ることができる。それが一番儲かる。
Ø そのために人を雇用して、今の仕事を任せることが大切。
Ø お客様にとっては、困ったときに来てもらえるのが一番。それが対価を高くすることができる。
設問④
「勘と経験と度胸」が大事と語る、荒木社長の意思決定について、どのような感想を持ちましたか。また、新規事業など新しい仕事にチャレンジする際の考え方や判断基準は何ですか。
・ ソフトバンクの孫社長が「60%でGO、80%では遅すぎる」と言っていた。
・ 社長自身が理念、ビジョンを明確にして、何のためにするのかを示すことが必要。
・ 企業が成長すると、長く勤めていて能力の低い社員、新しくて能力が高い社員が生まれてくる。
Ø 社長、会社、仕事へのロイヤリティがないと感じたため、幹部の部長を辞めさせる社長がいた。難しい意思決定。
・ 幹部社員さんの価値に気づくことが必要では。今までの価値観を捨ててどうチャレンジできるかが大切。
・ 勉強は単に失敗の確立を下げるだけ。チャンスに対して、100本釣り糸を垂らして何本かかるかにトライすること。
・ 世の中の仕事は7つに分類できると考えている。どこに糸を垂らすか。
Ø 必需品の提供
Ø 消耗品の提供
Ø 不用品の引き取り
Ø 不使用品の流通
Ø 嗜好品の提供
Ø インフラ提供
Ø サービスの提供
・ 公共から民間へ、今は普通になっているが、荒木社長の当時は未開拓でデータがない、前例がなかったのではないか。
・ チャレンジの判断基準は、理念に則しているかどうか。
・ 人の役に立っているのだから、できるという信念がいる。そのために経営方針書を作る。足元を見ながら身の丈にあったこと行う。
所感
委員からは問題意識の高い発言が多く、異業種間で気づきを得られる討議ができました。
社長力の発揮が重要だと感じられる討議会でした。
より討議を深めるため、参加人数を高めてまいります。
以上です。
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