「理念と経営」経営者の会徳島・高知地区　石原地区会長からのメッセージ

「理念と経営」経営者の会のみなさまへ

徳島・高知地区の石原　譲です。

東京地区会長の田中正吾様よりご指名をいただきました。
ありがとうございます。最近の近況と、今感じていることを報告します。

一昨日は私達の支部での月一回の「理念と経営・経営者の会」勉強会でした。
今回は、未来工業さまというすばらしい会社の事例を学び
ここまで徹底して社員さんを大切にする企業があるのかという驚きと
少しでも自分の会社で真似をしたいという共感を語り合いました。

また北九州の食品スーパー、ハローディーさまの事例では
「三本の指事件」での経営者としての大切な気づきを学び
自分ならそこまで素直に受け止め、逃げずにがんばれるだろうかと
まだまだ弱い部分も含めて、お互いの本音を語り合いました。

私たちの支部は、もともと徳島経営研究会のベテランのメンバーだけで
月に１回の勉強会を続けていました。

しかし昨年の３月に木野親之会長をお迎えし、２７０余名の参加者を集めて
地区大会を開催したときに、参加された方々から大変高い評価を
いただいたことが自信となり、これを機会に分封してこの勉強会を
もっと増やしていこう、そして地域の経営者の活性化に役立とう
との方針により、ちょうど１年前に三つの支部に分封ししました。

そして、それぞれに新しいメンバーを迎え入れ１年がたちました。
その間、私たちの支部にも経営研究会以外の若手メンバーが２人入会され
今は若手とベテランが一緒に「理念と経営」を勉強をしています。

お二人ともに近いうちにお父様から経営を引き継がれる予定の後継者ですが、
今までは経営に関して、いろんな悩みがあってもなかなか腹をわって
相談する人がいなかったそうです。

しかしこの勉強会に参加するようになって、いろんな企業の事例を知り、
また活発な議論に参加し自分の考えを発表したり、先輩経営者の
経験談を聞かせていただいたりする中で、自信と勇気が湧いてくるそうです。

ベテラン組もまた、これから経営者になろうとしている若手たちと
一緒に勉強する中で、彼らはこんなことで悩みこんなことを考えているのかと
改めて気づかされることもたくさんあって、これから次の世代を育てなければ
ならない立場として、大いに学ばせていただいています。

「理念と経営」経営者の会、徳島・高知地区としては
まだまだ支部も少なく、登録メンバーもあまり増えてはいませんが
地道にこコツコツと勉強会を重ねることにより、上記のような
経営研究会以外の参加者や若手の後継者たちを増やしていき
参加した方々のお役に立つことで、口コミで入会希望者が増えていくような
魅力ある会に育ててまいります。