宮崎支部の皆様からの討議会のご報告です!!
宮崎支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ☆
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開催日時:6月12日(木)19:20~20:50
参加人数:10名
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【設問 1】株式会社龍角散の成功要因
●家訓(理念、創業の精神)がしっかり受け継がれている点
●社長の決断力、リーダーシップ(顧客視点に基づいた強力なマーケティング力が鍵)、自ら動いて結果を出した点
●医薬品と食品の中間というニッチな事業領域、強みを生かした
●選択と集中(のどに特化)
●良い商品はもちろんだが、良い販路を持っていた(開拓した)
販路の重要性:大手が地方の小さなマーケット(フェイスTOフェイス)に根を張る動きがある→中小企業の強みを今後どう活かすか?
●時代のニーズにあった商品(高齢化社会=服薬市場増加)
●企業ブランド
●利益を再投資していた(人材などに)
【設問 2】①あなたは、他社との“違い”をどこにつくろうと考えていますか?
②また、その「違い」をつくるために、どのように取り組んでいきますか?
●モノ売りではなく、コト売りに注目
●商品だけでは差別化し難いので、付属のサービスや付属の製品を販売し顧客と信頼関係を築く
●ブランド戦略
●商品の特化(選択と集中)、大手には品揃えでは敵わない
「売らない薬屋」を目指す。
薬のネット販売解禁、ドラッグストアの距離規制撤廃など、置き薬訪販の同社はまさに逆境。
その中でブランド戦略、選択と集中、事業領域の明確化をし、薬ではなく病の根本についての情報を提供することで
他社との差別化、売上アップを目指して行く。
今特に力を入れているのは中小企業の社長さんなど、日々ストレスにさらされて発病の可能性が極めて高いのに、
定期検診も受けず、また通院に時間も取れない方に向けて、厳選した予防薬の訪販を行なって行こうとしている。
【設問 3】自社の価値を認識して独自価格を設定するために、具体的に何ができますか?
●修理・工事(アフターケア)の技術を磨き、お客様との信頼関係を築く
●同業他社よりずば抜けた知識・情報・愛情を持ち、お客様に伝えることが出来るかどうか?がポイントになる
●その商品に捕われると、商品を売ることが目的になるが、
自社を通してどう地域社会に貢献して行くか?を考えると、その商品を売ることは手段にしかならない。
広い視点で考えてみるのも、オンリーワンにつながって行く良い手ではないか?
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【所感】今回の設問は、自社の強みを生かしたオンリーワン商品(企業)について考えさせられるポイントがいくつもありました。
特に熱を帯びたのは、林委員の会社の社員さんである高山さんから「売らない薬屋になる」というお話が出た時でした。
製造加工などの企業では、独自商品の開発=オンリーワン商品となりますが、
サービス業や小売店ではなかなか商品での差別化が難しいと感じる方も多いと思います。
その中で、商品に拘らず情報や人材、アフターケアなどトータルサポートでお客様にとってのオンリーワン企業に
なっていく視点を磨かせていただきました。
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