宮崎支部の皆様からの討議会のご報告です!!

宮崎支部の皆様からの討議会のご報告です!!


宮崎支部より討議会のご報告を頂きました!
ぜひ皆様もご覧くださいませ☆
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開催日時:平成26年3月11日(火)19:30~21:00
参加人数:9名
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◇設問1.経営者として、あなたが社員さんに働くことの気概や志をどのように見せ
ているかを考えて下さい。また、働く意味をどのように伝えていますか?

・働く意味、人の役に立つこと、そして地域社会に役に立つ会社になること。そ
れが一番の働き甲斐になり、楽しさが出てくるということを、理念に照らして
常々話を伝えている。
・なかなか若い人には伝わらないが、社会人としての過ごし方や、達成感を個々
に呼んで伝えている。特になにか問題があった際には、逃げないように判断す
る姿勢をみせている。
・働くことは根本家庭の幸せにつながることを若い人に伝えている。ただ一人一
人違うので、仕事を通して個々が見出していくことがベター。自分は7割を見
せて伝えていきたい。
・社員がいないのでわからないが、自分自身働く意味がはっきりと見えていない。
祖父が作った店をつぶしたくない一念で、家族、近所もそう思っていてそれに
答えるしかない感じ。
(質問)地域とのかかわりは?
→生まれた時から跡取り息子で評判だった。その中でも自分らしさ、また変革
をするつもりで後を継いだのだが、少し見失っている。
⇒長く続けるということも一つの大事な価値観であり、働く意味にもつながる
のでは。
・会社のビジョンを社員に話し、当社で働く意味を伝えるようにしている。特に
人の気持ちがわかる人間になってほしいことを伝えている。
・働く意味はスマートに言えば、お金のため→幸せになりたいから。そのために
は顧客に儲けてもらうことが自分に戻ってくる、ということを自分が動き、顧
客に提案し(コンサル的に)見せることで感じとってもらいたい。提案するこ
とで働く楽しさが生まれる。(卑近な例:お店のお酒のポップに、何の種類か
が書か れていなかったりする場合、顧客目線で種類を見やすくした方がいい、
など)
・常々、働くことは作業ではない、考えて工夫することで仕事になる、というこ
とを部下に伝え、やりがいや楽しさを見出すように持っていこうとしている。
それが顧客満足につながる。
・働くことは国民の義務。人の役に立つ喜びと、ちょうど今日は3.11だが、
働けることにありがたいと感謝すること、それが重要だと常に思っていて、な
にか事があれば話している。
・働くことは努力すること。今回の理念と経営の設問を見て、働くことを通じて
本質的、多面的、そして長期的にどういう人材を育てるか、考えさされた。環
境を整えもっと価値観を成長させていきたい。

◇設問2. 承認の企業文化(ありがとう経営)を育むために、あなたは何ができます
か?また、仲間の意見を聞いて自社に取り入れてください。

・ほめるだけではだめ、認めることはできるが、どう気付かせるかが問題ででき
ていない。
(質問)ではどう気付かせたらよいかの意見をみなさんどうですか?
→A:どういう切り口で認めてやるかがポイント。聞いてあげてコーチングで
きたらよいのだが・・・
→B:自分もできていないが、先日部下の女性社員が顧客目線でメールを書い
ていた。それがよいと思ったのでほめて、自分もするようにした。自分
の仕事が意味があると感じたと思う。
→C:究極は人間関係、その社員との距離感だと思う。そして時間はかかるが、
関心を持つことが重要。
→D:その人のことを真剣に考え、誠心誠意目を見て伝えるようにしている。
(質問)では、ほめることと叱ること(怒るではなく)はどちらがよい?
→本人:ほめた方がモチベーションも上がり仕事も早くなる。でも叱ることは
なかなかできない。辞められたら困る、という気持ちがあるからだと
感じる。
(質問)時には叱ることも重要だと思うが、みなさんどう叱ってますか?
→A:叱るときは、顧客本位ではなく自分本位の仕事をして、お客様に迷惑
をかけた時。そこが鍵で気づかせやすい。
→B:怒る、叱るの違いはずばり愛情があるかどうか。感情的にも愛情を持っ
ていればよい。もちろんそこには設問1で出たその人との距離感が重要。
→C:ほめる叱るは手段。目的はどうお客様に喜んでもらうかなので、どうし
たらお客様が喜ぶかを質問していき、気づかせる。
→D:ほめる時は皆の前で、叱るときは1対1で行うように。

◇設問3. 思考の三原則の観点から、仲間の会社の強みを伝えてあげよう。

・思考の三原則から経営の三原則を考えた際に、
本質=理念、多面的=サービス、 長い目=成果、と感じた。
ヤマトさんに照らすと、我はヤマトなりの精神、そしてサービスが先の信条が
本質、クール便やゴルフ便などサービスの多様化が多面的、そして利益が後と
いう成果を長期に考えた経営が長い目だと読み取り腑に落ちた。
・本質=戦略、多面的=戦術、長い目=継続、と感じた。
内容は同上だが、サービスが先利益が後は、長い目=継続以外の何物でもない。
(質問)自社ではどうですか?
→A:歯の治療で患者のその場の痛みを消すことを考えていたが、その人の年
齢に合わせ10、20年後を見据えた治療をサービスしていくことが重要と
感じ、早速取り入れたい。
→B:太陽光販売では、その時の安い海外製を売るのではなく、長期間の品質
補償を考えた国内製品を販売し、しっかりとサポートしていくことが当
社ではこの三原則にあてはまっていることで腑に落ちた。

事務局長より
こうして学ぶことで、本質の自社の理念を作り、顧客重視の長期的なサービス
を提供していくことが生き残りの法則だと気づく。ぜひ皆さんの会社で方針書
を長期的な視野で作りこんでほしい。

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【所感】まずは長文で申し訳ありません。あまりに内容が濃く・・・
今回は、懇親会でも討議が続き(もちろん冗談交じりに笑いながらです)ものす
ごく深く本質に触れる会であったと思います。自分の浅はかさが恥ずかしいくら
いでした。
ある方は、設問1で今の自分にかなり迷いを生じていたようですが、懇親会後は
晴れ晴れとした様子で原点である跡継ぎを継続することに意味を見出しておられ
ました。私も現状を見つめなおした際に、気が付かないうち本質から離れて行こ
うとしている点に気づきました。参加メンバーがそれぞれに腑に落ちた討議だっ
たと思います。これが経営研究会の三原則ですね。

今回も総務委員会は100%参加です。
委員長からご褒美が出ることが懇親会で決まりましたし、どうも一年間続きそう
な気配が・・・
また来月楽しみです。
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