田舞通信 2008年 199号 『 国家とは、国と我が家と家族のことを言うのです!』
田舞通信 2008年 199号
『 国家とは、国と我が家と家族のことを言うのです!』
親愛なる皆様、お元気ですか。
今日の教訓
「戦後存在したものが現在失われている?それは何でしょう?こういう質問を多くの企業内インストラクター養成コースの卒業生に出しています。各自のメーリングリストで盛んに議論されていますが、皆さん、良い回答を出してくださっています。
私の答えは「希望」です。貧しくてもあった希望が、この日本という国から消えていっています。
新春経営者セミナー東京大会のテーマは、「夢は必ず叶う」です。そして、勇気と挑戦がサブタイトルとなっています。希望や夢を取り戻せば、自ずから「勇気がわき挑戦する意欲」も生まれます。
田舞徳太郎」
一昨日から、日創研・経営研究会全国経営発表大会でした。全国から1131名が集まり、それぞれの発表をしました。
代表の発表は大阪の美容業さんでした。
日創研の可能思考教育・SAコースや、SCコースや、PSVコース、そして、さまざまな職能教育が少しでもお役に立っていることが嬉しいです。
二日間の大会が終わり、その後、役員の2009年度に向けた方針の打ち合わせでした。「ありがとう経営・増益経営の推進」をテーマにしていますが、その具体策の打ち合わせでした。
その後は、箕面加古川山荘・明徳庵に集まり、公式教材としての月刊・理念と経営の活用のため、2009年度の啓蒙運動教育カリキュラムを作成しました。
深夜4時に就寝、朝8時に起床して、今日は東京で経営理念塾の第二講でした。公式教材特別委員会のメンバーが、侃々諤々のディスカッションで楽しいひとときでした。眠る時間も忘れて、ありがとう経営・増益経営推進にむけて、自分のことのように意見を出してくださる方々に感謝です。
さて、今日の教訓でもふれましたが、日本人が現在失っているものは何か?に冠するメールを紹介します。
1、設問に対して、私なりに考えてみました。
<<設問>>
「戦後、日本であったものが現在なくなっていますが、それは何でしょう?」
回答:日本人という意識(誇り)
なぜこのように考えたかというと、今年の9月末に起業家・中国研修に同行した時の体験がもとになっています。中国に行って感じたことは、「国家を盛り上げていこう!」という意識が日本より強いことです。中国については賛否両論ありますが、私自身に置き換えると、 日本のために何かしようという意識が薄いと思います。
「日本人として、日本のために何ができるのか」「どんな日本にしたいと思っているのか」ケネディ大統領の就任演説ではありませんが、現在の日本は、国家に何かをしてもらうことばかり考えて、国家のために何かをするという意識が薄いと思います。
これは国に対してばかりではなく、全ての事柄において権利ばかり主張し、義務を果たすことを忘れているように感じます。
このように、「自分は日本人だから、日本に貢献していこう」という日本人としての誇りが失われているように感じます。
2、○○さん、○○さん回答ありがとうございます。
「根性」、「誇り」の回答にとても勉強になりました。そういえば、今日から13の徳目朝礼の月間テーマが変わりましたね。
11月は、「良い社風をつくろう」ですね。今朝うちの社員さんが、こんな発表してくれました。
「業績の良い会社は、事務所内に前向きなエネルギーが溢れている」
私は、先月滋賀県の「B社」に企業訪問に行った際に感じた目に見えない熱気を思い出しました。どんな逆境にも負けない経営者の「根性」と、社員さんが“自らが源”の気概で仕事に「誇り」を持つ。そう考えると、改めて「可能思考」がいかに大切かを感じます。
人間はいろいろなことを考えます。私は、「ありがとう経営のすすめ」を出版しましたが、この本でいろいろな主張を繰り返しています。
2008年に「危機感」を感じ、人心の安定が大事だと思い、「心に残るありがとう体験談」募集、そして、選考、中西進先生や山折先生や夏樹静子にお願いして記念式典を行いました。今、思い出しても、予想もしない、素晴らしい大会でしたし、5000通近い応募と、その中身に感動しました。
いよいよ、第二弾のありがとう卓越経営大賞の応募締め切りです。陰に陽に努力をされる、表彰対象の幹部さん、社員さん、パートさんを社内で決定して、ご応募ください。日本に失われた「夢と希望と勇気とチャレンジ精神」を取り戻しましょう。
そして、ありがとう経営・増益経営キャンペーンのもう一つが可能思考教育の再受講運動です。古い方々は無料で受講できます。講師は田舞が担当しますが、一人の目覚めが大事なのです。
11月21日13:00より23日18:00終了。東京センターです。
新春経営者セミナー東京大会の、各講師の先生方の挨拶回りをすすめていますが、先生方に、「良いテーマですね!一番日本人が失いかけているものですよ」と言われています。
ありがとう経営卓越大賞の件も聞かれますが、「良いことをしているね。国家とは、我が家のことだし、家族のことだし、会社のことだし、自分自身も含まれるのですからね。努力した人を表彰する、光を当てるのは最高の功徳ですよ」
過分な評価を頂戴していますが、その評価に耐えられるように頑張ります。今から、経営理念塾です。14日からの経営理念塾上級コースも、大好きな箕面加古川山荘・明徳庵で開催されます。
紅葉が今年は早いということで、一年で一番の見所の時期です。紅葉を見ながら、自分の心をみつめる来年の経営を見つめるそんな上級コースにしていきます。
田舞徳太郎
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