具体的な発言も飛び交い志も明確になってきました
弊社は、長野県松本市で建設業を営んでいます。総勢六名の技術屋集団、つまり現場監督の集団です。本誌を使った社内勉強会は、今年で六年目を迎えました。
始めた当時は不安でした。なにせ参加者は皆、現場の所長です。仕事に対する想いもいろいろで、果たして議論が纏まるのだろうかと……。
でもまったく逆で、皆楽しく学んでいます。仕事の価値観や思想が養われ、人に対する基本的な姿勢も明確になってきました。企業の成功事例や「ありがとう経営のすすめ」などから多くの気づきを得て、自らの行動と照らし合わせて反省することもできています。「あの施主様にはこうしてあげよう」「こうしたら喜んでいただけるのでは」というように具体的な発言も飛び交い、志も明確になってきました。
毎月リーダーが代わり、当月のリーダーは全員の発表を取りまとめて要約し、所感を述べます。ですから人の話を良く聴く習慣も自然と身につきますし、終了時のリーダーの所感が、全員のベクトルを合わせていると感じています。
有限会社久保建設
窪田 整司
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