『勝つのではなく「負けないライン」でじっと辛抱する』
この情報は弊社が発刊しております月刊誌「理念と経営」から抜粋させて頂いております。「理念と経営」は中小企業が活性化するためのヒントが詰まっている月刊誌でございます。最後までお読み頂き、お役に立てましたら幸いと存じます。
◆人に歴史あり 逆境!その時、経営者は…㈱ヒダカヤ 川端 隆社長
『勝つのではなく「負けないライン」でじっと辛抱する』
食品スーパーを軸に業務用ディスカウント店、ラーメン店などの外食産業を和歌山で展開しているヒダカヤ・グループは、四年前、大手スーパーの進出により、創業以来の苦境に陥る。その苦境を乗り越えた体験から学んだ事をお聞きしました。
●大手スーパーの進出で売上げがダウン、恐れたのは優秀な社員が辞めていくことだった
・ 僕が一番恐れていたのは、店舗の撤退により社内に大きな動揺が起これば、優秀なやる気のある社員が辞めていくと言う事です。それはグループ全体の崩壊につながっていきかねません。
●店に入ると驚くほど活気がなかった。その空気を感じただけで”負け”が実感できた
・生鮮食品の店は活気とスピードが大切なんです。朝六時に商品を仕入れて、開店の九時までにきちんと並べて、昼前に売り上げてしまう感じですね。そうしたリズム感がなかったんです。現場で、陣頭指揮を取ろうと決意した。「もう、そうすることしか考えが浮かばなかったのです。いてもたってもいられず現場に入ったというのが、正直なところです。」
●スーパーの面白さがわかりました。じつはライフスタイルを提案することだったんです
・「問題解決は現場でるするしかない」―自分はずっと数値管理ばかりしてきて、その間に現場との乖離が生まれてしまっていたのだ。しかし、もう限界だと思ったとき、何をおいても真っ先に現場に入った事で、顧客に目を向け、顧客の気持ちで新たな店作りの方向を考えついた。「自分の売りたいものを売るだけでなく、地元のお客さんにライフスタイルを提供していく。その提案力が店の力なんです。」
上記の詳しい情報に関しましては、「理念と経営 4月号」に掲載しております。
ご興味ございましたら http://www.rinen-mg.co.jp へお立ち寄り下さい。
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