田舞通信 2008年 203号『部下のために自分を犠牲にする社長たち!』
田舞通信 2008年 203号『部下のために自分を犠牲にする社長たち!』
親愛なる皆様、お元気ですか。
教訓
「慈悲とは、人を慈しむことです。人に思いやりをもち、人のために尽くすことです。しかし、うまくいかないときには悲しみがこみ上げてくることがあります。人間は、どんなときにも「悲」に挑まなければなりませんが、自分の念いが理解されないとか、矛盾に出会うと、思わず泣きたくなるのですね。
あるご受講生の方が、涙を流しながら苦悩を訴えてきたとき、
その人を励ましながら、慈悲とは何か?考えさせられました。
この方は、慈悲深いゆえに苦しんでいるのです。
美しいと思うと同時に、
それを乗り越えて幸せになって欲しいと祈りました
田舞徳太郎」
今日は経営理念塾の最終回でした。昨日までの上級コースを入れますと、理念に関する研修が毎日続いています。また、過日は「ありがとう経営・増益経営6ヶ月セミナー」も修了しました。
1.目的=人財育成
2.方法=組織の具体的な運営
3.結果=ありがとう経営・増益経営
わずか6ヶ月間に、この仕組みをつくった会社もあります。2009年は、理念と経営・社内勉強会を通して、ありがとう改善提案活動も実行していきたいと思います。
若い社員さんを含めて、次のリーダーに育てるために、色々な体験の場作りを提供することができ、「ありがとう経営・増益経営キャンペーン」は、それなりの成果を得ることが出来ています。
やはり、すべて人で成功でき、人で失敗するのだと思います。人づくりの下手な人は、経営も下手だということになるのでしょう。経営理念塾は社長・幹部が多くいますが、「ありがとう経営・増益経営6ヶ月セミナー」は、社長・幹部に加えて、現場の方々が集まっての研修です。社員さんのために、「自分を犠牲にして部下に尽くす社長」に、心からお礼を申し上げます。
金融サミットは、日本がかなりの影響力をもてた会議でしたが、具体性に欠けると思います。金融不安の影響は当分おさまらないでしょう。
実体経済に影響が出るまでタイムラグがありますが、早急に人づくりの体制を整えることが大事です。やはり、2009年度は社長力・管理力・現場力の三位一体が大切です。
そのためにも、成功の方程式セミナー(可能思考教育・再受講SAコース)は、出席不可欠のものだと思います。11月21日~23日・東京センターです。現在、各地でも、可能思考教育・SAコースの、再受講運動を行っています。
各地センターで再度参加した方の感想を聞くと、色々な気づきが深まったようです。原点に戻る、初心に戻る・・・実践した会社が来年はチャンスを迎えます。新しい方々の問いあわせもありますが、21日の私のSAコースは、再受講者だけに限られます。誠にすみません。
さて、最悪な状況から立ち直り、見事に自力再生した会社の、見事な業績報告のメールが届いています。日本創造教育研究所の会員企業様の間でも、良い会社、悪化している会社と、差が出ています。やはり、学び続ける人たちは必ず成功する人たちですね。今日の経営理念塾でも、売上高40億、経常利益9億近い会社もあります。
報告メール
「今年度上期の9月までの業績報告(半期)です。
売上高 33億8千3百万(前年比107.0%)
営業利益 1億1千3百万(前年比194.9%)
経常利益 1億 6百万(前年比372.9%)
弊社は本来、上半期は低調期です。そんな中、社員さんのレベルアップのお陰で「管理力」が向上しロスが少なく利益率を0.6%向上させることに成功しました。また、売上高も必死に新規開拓を重ね、増収を果たすことが出来ました。より一層の新規開拓に力を入れ「血液の入れ替え」を実行することを目指し、「3歩進んで2歩下がる」的な経営活動の日々です。大変な中、継続して学び、少しでも増収増益を続ける事が出来ているのも日創研のお陰です。本当に有難う御座います。新春経営者セミナー東京大会でお世話になります。
○○社長様より」
嬉しいメールです。心配だった会社が、このように素晴らしい結果を作って下さると、日創研の代表の一人として心が穏やかになります。皆さんの業績向上が、最高の喜びでもあり、心の安らぎです。
しかし、悪くてもしょげてはいけません。私は自慢げにこうした業績報告をしているのではありません。「理念の確立の必要性」「やり方の工夫」で、誰もが業績を上げることができる!そういうメッセージだと解釈して参考にしてください。
そして、業績を上げている会社様の特徴は、人財育成を真剣に考え、更に真剣に実践していることです。結果的に、社長の人財育成や業績アップに対する執念で決まります。
ありがとう経営卓越大賞も、人財育成の一つです。残り少ないものですが、応募下さると嬉しいですね。
今日の経営理念塾では、行事、しきたり、慣習、制度など、理念浸透の講義を行ないました。日創研の研修や色々な教材は、すべて業績の向上に寄与するものです。
理念作成の発表の折の、P社様の活動です。
1.朝礼・終礼
(13の徳目・ありがとうコーチング型カレンダー)
2.社内勉強会(理念と経営だけではなく、色々な経営の学び)
3.社内会議と社内行事
4.ありがとう運動
(ありがとうカード、ありがとう作文、「ありがとう卓越経営大賞」)
5.外部研修
6.ボランティア活動
来年からの予定
7.ありがとう改善提案運動
(日創研が来年から行う、理念と経営勉強会全社運動に提案するもの)
日本やアメリカ含め、各国の国内総生産はマイナスになると思います。金融規制に関して、私は以前から当然の事として主張していることです。自由と放任はまったく異なります。人間も、人生も、経営も、金融も、一定の規制は大事です。
この金融不安をチャンスと思い、勇気と挑戦で頑張りましょう。
(新春経営者セミナー・東京大会・1月21日~23日)
田舞徳太郎
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